先生、大好き
お願い
私の前には、大好きな大好きな…優しい笑顔があった。
「っ‥せんせっ‥」
「…姫羅、やっと‥この日が来たな」
「せんせっ‥!!」
私は先生に抱きついた。
先生は私の名前を呼びながら、強く抱きしめてくれた。
「‥姫羅…俺と一緒に暮らそう」
「っいいん‥です‥か?」
「あぁ」
先生は優しく優しく‥頭を撫でてくれた。
「一緒‥にっ‥暮らしたいです‥」
「ありがとう。姫羅のご両親に‥挨拶に行かないとな」
「‥はいっ…」
私は少しパパに不安を感じながらも、返事をした。
先生は私の手を繋ぎ、私の家に向かった。