先生、大好き


私は先生と手を繋ぎ、電車を降り先生の家に向かい歩き出した。

先生は家につくまで何も話さなかった。


家につくと先生は「ここが新しい家だ」と言った。

言葉通り、その家は凄く新しい家だった。

先生の話によると、先生のお母さんと私のママがお金を出し合って買ってくれた家らしい。


二階建ての可愛い家。

白を基調にされていて、私は一目惚れした。


「気に入ったか?」

「はい!!!」

「そうか」

「頑張りましょうね‥梓煕」


私が言うと先生は少し照れくさそうに「あぁ」と言った。
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