先生、大好き


放課後になり私はいつものようにお菓子部へ向かった。

トントン

「はい」

「失礼します」

私はいつものようにお菓子部のドアを開けた。


そこには見かけない人が2人いた。

「湊、紹介したくないが紹介する」

先生は明らかに不機嫌。

綺麗な顔を歪め嫌そうに紹介し始めた。


「まず、こいつは3年の栗栖 蒼空(クルス ソラ)だ。成績優秀、運動神経よしの真面目野郎だ」


先生は私の隣にきて嫌そうに紹介した。

栗栖さんは苦笑いしていた。


「最後のは酷いですね。栗栖 蒼空です。湊さん、よろしくお願いしますね」

「あ!はいっ!」

私は綺麗な顔から溢れる笑顔にドキッとした。
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