先生、大好き


「俺様かよ」

「あ?」

大馳君はバカにしたように先生に言う。

先生は大馳君を睨みつけた。


「だいたいさ、教師が生徒に手だしていいの?」

大馳君は真顔で先生を睨んだ。


「生徒守んのが教師ね仕事なんじゃねーの?」

大馳君は睨みながら先生の瞳をジッと見ていた。

すると先生はフッと笑った。


「恋に教師も生徒も関係ないだろ?それに俺は湊を何があっても守る」

「先生‥」


先生は優しく微笑み私の頭を撫でた。


「何があっても?」


大馳君は椅子に座り先生に言った。
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