先生、大好き
「湊さん。大丈夫ですか?」
「えっ…」
私は先生を見た。
梓煕先生は私に手を差し出し「立てる?」と言った。
「‥ありがとうございます…」
私は先生の手を握り立った。
「少し怪我をしているね。保健室に行こうか。あと頼めるか、ルウ」
先生はルウ君の方を向き言う。
ルウ君は私の方に来た。
「ん、任せて。梓煕兄ちゃん。湊、ちゃんと手当てしてもらえよ」
「‥うん」
私は先生に連れられて保健室に向かった。