先生、大好き


先生は簡単にビター姫とのことを話した。


大馳君と栗栖さんが私を助けに行って後、先生はビター姫と話をしていた。

するとそこに女の子たちが来た。

その女の子たちとは‥沁司君たちの彼女だった。

ビター姫の顔には動揺が現れ焦りだした。

女の子たちは怪我はしておらず無事だったが、怒りを抑えられず沁司君の彼女がビター姫に平手打ちをしたらしい。

ビター姫は動揺し女の子たちを睨んだ。

沁司君の彼女は静かに言った。

『私はこの学校の理事長の娘。こんな事をしてただですむと思ってませんよね?ビター姫さん』

ビター姫はビクッとなり先生に助けを求めたらしい。

だけど沁司君の彼女が私が保健室にいると教えてくれ、付き合っていることも隠すように手を打つと言ってくれた。

『ビター姫さん。アナタは今日限りでこの学校を辞めていただきます』

ビター姫は崩れ落ちた。



「…なんか‥沁司さんの彼女ってすげぇな」


大馳君が顔をひきつらせながら言った。
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