先生、大好き


「ビター姫はルウの友達なんだよ」

「「えっ!?」」


先生の意外な一言に私と大馳君は驚いた。

栗栖さんは「意外ですね‥」と先生を見つめていた。


「湊、わるかったな。怪我までさせてしまった‥」

「ううん、大丈夫です。ルウ君‥大丈夫かな…」

「ルウは大丈夫だ」


先生は私の頭を撫でた。
優しく優しく‥撫でてくれた。
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