先生、大好き
「真っ黒‥」
「あぁ。派手な部屋より一色の色で統一している部屋が好きなんだよ」
「なんだか‥意外です」
先生は「そうか?」と笑っていた。
私と先生はいらない服などをダンボールに詰め始めた。
やはり先生の服は教師しているせいかスーツが多かった。
スーツ意外の服はなんだ不思議な感じがした。
だけど見ただけで先生に似合うような気がした。
「‥夕方、どっかに夕飯食いに行くか?」
「え‥」
「いつ逢えるか‥わからないからな。ダメか?」
「ダメじゃないです‥!!でも‥‥私が夕飯‥作りたいです」
「…作れるのか?」
「なっ!!!作れますよ!!」
私が叫ぶと先生はフッと笑って「じゃあ頼む」と微笑んだ。
「ハンバーグ好きですか?」
「あぁ」
「じゃあハンバーグ作ります!!」
先生は笑顔で頷いてくれた。