先生、大好き


「今日どうするんだ?」

「え?」

「泊まるか?帰るか?」


私は驚いた。

先生からこんな言葉が聞けるなんて‥夢にも思っていなかったから。

私は嬉しくて「泊まりたいです」と素直に言った。

先生は微笑んで「わかった」と言ってくれた。


「部屋ないから俺の部屋になるが‥いいか?」

「‥はい」


私は恥ずかしくて俯いた。

すると先生はフッと笑った。


「安心しろ、変なことはしないから」

「なっ!!」

「してほしいのか?」

「変態!!!」


私が叫ぶと先生は笑って食べ終わっていた食器を片付けた。

2人で2人分の食器を洗った。
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