先生、大好き


「そしたら……結婚しよう」

「…結婚?」

「あぁ。結婚して…一緒に住もう」

「‥いいん…ですか?」


先生は微笑んで頷いてくれた。


「私…嬉しいです‥っ!」

「よかった‥」

「私‥1年我慢します。先生に逢えなくても‥私ちゃんと我慢します…」

「‥あぁ」

「だから…」


私は先生を見つめた。


「他の…女の子のところに行かないでっ‥」


先生は目を見開いたが直ぐに笑って「バカだな」と私の頭を撫でた。


「お前以上の女はいない。俺の隣に立つのは‥お前だけだよ」

「せんせっ‥」

「お前も‥俺以外の男のとこに行くなよ」

「はいっ」

「…例え他の奴に取られても奪うがな」


先生は優しく微笑むと私にキスをした。
< 89 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop