臆病姫と白馬の王子
愛実
なんであんなメール送っちゃったんだろう・・・。
お兄ちゃんは不審に思うだろうな・・・。
これから何しよっかなぁ~
一日が終わるまであと8時間・・・。
私の人生が終わるまであと8時間・・・。
買い物でも行って欲しいものいっぱい買おう。いっぱい遊ぼう。怖くなんかない。
怖くなんか・・・。
でも、お兄ちゃんと優奈さんの結婚式に出られないのは残念だな・・・。
PM9;00
私はライトアップされてる街を一人でぼんやり歩いていた。
人とすれ違うたびに、恐怖に襲われた。
いつ死ぬんだろう・・・。
そんな恐怖に襲われている私の肩を誰かたたいた。
「何ですか?」
振り返ると同時に頭を殴られた。
「・・・イタタタ」
気がつくと薄暗い建物の中にいた。
雨の音と雷の音がした。きっと嵐だろう・・・。
「ヤットオキテクレタネ。」
この声・・・電話の声と同じだ・・・。
「スグニラク二シテアゲルカラネ。」
そう言ってナイフで襲ってきた。
「嫌・・・やめて・・・。」
私は必死によけた。
「スグニラク二ナレルカラオトナシクシテテヨ・・・。」
なんであんなメール送っちゃったんだろう・・・。
お兄ちゃんは不審に思うだろうな・・・。
これから何しよっかなぁ~
一日が終わるまであと8時間・・・。
私の人生が終わるまであと8時間・・・。
買い物でも行って欲しいものいっぱい買おう。いっぱい遊ぼう。怖くなんかない。
怖くなんか・・・。
でも、お兄ちゃんと優奈さんの結婚式に出られないのは残念だな・・・。
PM9;00
私はライトアップされてる街を一人でぼんやり歩いていた。
人とすれ違うたびに、恐怖に襲われた。
いつ死ぬんだろう・・・。
そんな恐怖に襲われている私の肩を誰かたたいた。
「何ですか?」
振り返ると同時に頭を殴られた。
「・・・イタタタ」
気がつくと薄暗い建物の中にいた。
雨の音と雷の音がした。きっと嵐だろう・・・。
「ヤットオキテクレタネ。」
この声・・・電話の声と同じだ・・・。
「スグニラク二シテアゲルカラネ。」
そう言ってナイフで襲ってきた。
「嫌・・・やめて・・・。」
私は必死によけた。
「スグニラク二ナレルカラオトナシクシテテヨ・・・。」