二重人格な姫様



ついに姫里は親に今までの事を話し、学校を辞めたいと言った。
そしてこの日から
姫里は部屋に閉じこもるようになった・・・。



この時はまだ姫里は俺の存在に気づいてなかった。



俺は勇気をだし、話しかけてみた。




零<・・・姫里?>


姫「だっ誰!?」


零<俺はもう一人のお前だ。>


姫「ど・・・どういう事・・・?」


零<姫里が最後に学校に行った日・・・俺が生まれたんだ。>


姫「えっ・・・?」


零<安心しろ。俺はお前の味方だ。>


姫「み・・・みか・・・た・・・?」


零<あぁ。もう一人じゃない。
俺が守ってやる。>


姫「あり・・・がとう・・・。」




そのあと姫里は泣き崩れた。





.
< 64 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop