トライアングル
「ホントだよぉ〜♪
やるじゃん、公香」
「も、もうっ!
だから、言うの嫌だったんだよねー!
絶対からかわれると思ったもん」
「あ、ごめん。
じゃあ、こんくらいで許してあげるよ♪
だけど、今度聞くから覚悟しといてね♪」
知里が笑顔で言った。
「は、はい///」
三人でははっと笑った後、置いてきたままの男子達の存在を思い出し、慌てて
公香と知里とバイバイした。
「ごめんね、優也」
「ううん。大丈夫だよ♪」
二人で金魚すくいに行こうとしたけど、アッと私はある事を思い出した。
「ごめんっ優也!
あと3分。いや、1分でいいから待ってて」
そう言ってから、慌てて公香の元へ走った。
「ね、公香!!」
「真由!?どうしたの?」
イケメンと歩き出していた、公香が振り返り言う。
「前の電話の事なんだけど、あの後みっちゃんって子とはどうなったの?」