ONE LOVE
 
私はツボミ君に会いたくて、お店の常連になり、月に二回くらいは、トリートメントだなんだと通うようになった。

会うたびに打ち解けて、どんどん好きになってしまって…


会えるだけで幸せだった。


希望のない片思い…

気付いてほしいけど、気付いてほしくない。

毎日気持ちは揺れた…

私のほうが年上だろうし、それも足かせになった。


でも

今までの意気地なしな自分をかえたいと思った。


好きな気持ちが心から溢れて、苦しくて、それは勇気になった。
 
 
 

< 7 / 20 >

この作品をシェア

pagetop