恋の家庭教師

「…じゃあな。」


「……ば、ばいばい…っ!!!」

言葉につまりながらも、ちゃんと手を振った。


手を振り返すかわりに、フッと笑ってくれた。





…こうして、入学式の長くて短い一日が終わったのだった。
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