恋の家庭教師


「私は、旭ヶ丘南高校の英語教師。」

旭ヶ丘南って…“あさなん”じゃんっ

ここら辺ではトップの高校で、
制服も校舎もキレイで人気がある。

私ももう少し学力があれば、そこを受験したいと思っていた。


「星崎唯。なぜあなたは見知らぬ私に着いてきたの?」

…なんでだろう…。

着いていかなきゃいけない気がした。

と、いうか、
着いていかざるを得ないオーラがこの女の人からでまくってたんだけど…。


「……まぁ、いいわ。
この質問はついでだったから。
本題にはいると…」


「あのっ…」


みくが女の人を見つめながら言った。
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