恋の家庭教師

…キーンコーンカーンコーン

「…やばっ席座んないと!!」

「ばいばい!」

「うん!」

みんながガラガラと席に座ってく。
私の前の席が咲坂くんだ。

ふいに後ろを振り向いてきた。

「…星崎。」

「…なに?」

「アド教えてー」

「いいよー」

カチカチといじった後、先生にバレないようにこっそり赤外線で交換する。

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