先生という名の愛しき人へ
式が終わると、
あっちゃんが駆けてきた。
「まきー!」
「あっちゃん!」
「もう、お別れなの?」
「少しだけ、お別れね。
でも、また会えるよ!」
あっちゃんと私は、
それぞれ違う高校に進む。
私達は、
比較的レベルの高い高校を受験し、
見事、合格した。
合格が分かったときは、
二人で抱き合ったっけ...。
「まき!これからも、
ずっと親友でいてね!!」
「もちろん!
私の親友は、あっちゃんしかいないもん」
「まきー!!ありがとう♪」
「こちらこそ、ありがとう!」
あっちゃん。
こんなに素敵な友達に出会えて
私は幸せだよ。