LOVEボイス



「伊吹、美姫はまだ戻れるよな」




「あぁ、可能性はある。」




それから毎日毎日



俺らは美姫に喋りかけた。



そして、数週間たった頃




「伊吹」



俺は嬉しかった。



また、美姫の声が聞けることに


美姫の心が戻ったことに


美姫の夢の続きが見れることに



「よかった。美姫」



「ごめんね、ありがとう。」



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