ただ君が好きで


今日はどこ行くかって、それはずっと前から決めてた映画館。




今回はあたしが公開前から見たがってた映画に付き合ってくれる事になった。




ホントに純愛の感動ものストーリー。
多分あたしは号泣だな。






っていうか

やばい…。











あーやばい、ポップコーンのいい匂い…。


食い気のあたしは、さっきから気が食べ物に傾きっぱなし。





あたしが早くもポップコーンに目がいってる時に、海斗は二枚分のチケットを買ってきてくれた。


そんな海斗の優しさに胸がキュンとする。





「ねえ、映画始まるまで後何分~?」

「まだ15分あるよ」

「じゃあジュースも買ってこよっ」




…そしてあたしは、食い意地ばかりはっている。




「どんだけ買うんだよ…笑」

海斗は苦笑いしてる…っというか呆れてる…笑。



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