奪愛-DATSUAI-
亜紀はしゃがみこんでいる千恵を見ていた。




まわりを見ると、皆俯いていた。




きっと皆、慧と同じようなことを思っているのだろう。



亜紀は翔に振り返って言った。





「で・・・?協力してほしいことって何・・・?」


翔は俯いていた顔をあげた。
< 29 / 145 >

この作品をシェア

pagetop