奪愛-DATSUAI-
傍にいた文也の友達らしき男が肘で文也をつつきながら言った。


「じょ・・・冗談じゃねぇ!


名前聞かれて気に入られたということは、

タイマン張るっていう挑戦状じゃねぇか!」


「ちげーよ!気に入られたんだおまえは」



「だからっ・・・!」


「つまりあの成宮ってやつはおまえが面白くて気に入ったんだ!」



「・・・・・・・?・・・・はっ!そーだったのかー!成み・・・いや、翔!」


文也は急にえばりだした。
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