奪愛-DATSUAI-
「しげ、秀二、打ちにいくぞ」


「ちょ、遊びやめるためにココ入ったんじゃねぇのかよ?」


和輝が皆を交互に見る。


「・・・別に通いたいって思ったから入ったわけじゃねぇからな」



「俺母ちゃんにまたぶたれるじゃん!」


「だからおまえは誘ってないだろ」


「・・・っ誘えよ!」



「かず・・・おまえ結局どうしたいんだよ」



秀二が苦笑する。


「いいよ!慧と一緒にすっげーやばいエロ本見るし!」



「いい子してるんだぞ」


そう言って3人は登校したばかりなのに鞄も持って教室を出て行った。
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