奪愛-DATSUAI-
「いや、俺は千恵ちゃんのそうゆうとこ嫌いじゃないぜ?」


「本当?」


「うん、おもしろいから」


「何かそれ嬉しくないんだけど・・・」



失笑してしまった。


「千恵ちゃん」



あたしは慧の方を振り向いた。


「千恵ちゃんは、その・・・慎のこと、どう思ってる?」



「慎・・・ってあのうざい煙草やろう?!」


思い出すだけで腹が立つ!
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