愛がほしくて・・・
「大丈夫?」
「ん?」


あっ、あたしいつのまにか寝ちゃってたんだ。
ってか今誰かの声が聞こえたような。



「何かあったのか?」


顔をあげると
見知らぬ男子が。



おとこ
オトコ




その存在に気付いたあたしは勢いよく彼と距離を広げた。



「泣いてるけど大丈夫?」


あたしは泣いてることに改めてて気付いた。



「ふぇっ・・・うわーん!」なぜだか涙が出てくる。

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