本命チョコレート
ポンッ


「あっ、……」


遠くから飛んできたボールを私は拾った。


後ろを向くと、ラケットで『ここだよっ』と合図していた……




松下先輩、




キュン



少し焼けた肌と…白いTシャツが似合う。


「おーい!!!!菅波!!!!!ボール投げてくれ!!!!!」


「…あっ、すみません!!!」



と私は先輩の方へボールを投げた。




「サンキュ、菅波っ。」



と言って先輩は、ラケットをまた握りなおしてボールを打った。




最後に言った…『菅波』が…私の心をどんどんキュンキュンさせてく。





……先輩、かっこよすぎます。











「澪っ、部活始まるよっ。」







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