春風と共に 続
そう・・・
悠さんと幸せになりたい・・・
だって
幸せにならないと、今まで
待ってた意味がないでしょ?
「だからね、
悠さん、もうそんな顔をしないで・・・」
「だよね・・・
変なことを聞いてゴメ――」
「ダメッ」
私は、そう言って
悠さんが、ゴメンと言うのをさえぎった
「悠さんが謝る必要なんてない
だった、これから幸せになるのに
謝ってしんみりとした
空気ってイヤでしょ?
だからね、
これから、しんみりとした
感じはなしにしょう・・・ね?」