春風と共に 続
過去
昔、昔
冬と春の境目の日に
春斗と春奈が生まれた
だが、1日に2人が生まれる
というのは不吉という言い伝えがある
そして、離れ離れになったけど
春斗は京の方へ、私は佐賀に住む事になった
年が経つにつれ私の記憶から兄の記憶がなくなった
ある年、母は重い病気にかかった
昔、母から
京の方へ行くと良い薬があると聞いた
そしてやっと、京についたが京の薬は
あんまり良いものが無いと店の人に言った
良い薬が欲しいのならば
熊本の方へと行ったほうがいいと言ってた
そして、京から熊本へと行った
それから数十日経ち
私が細い道を歩いてたら
刀を売ってくれないかとか言われ
逃げたら追いかけられて
それで悠さんとぶつかった