春風と共に 続
そう言ったら悠さんは
微笑んで私の頭を撫でた
「そうか・・・
俺がいない間1人にさせてゴメンな・・・
だけど、これからは
幸せで生きようぜ?
だから・・・
もう一度言う・・・
俺は、春奈のことが好きだ・・・」
と言って悠さんは眠りについた
それも、穏やかな顔で
私は、悠さんの髪をそっと撫でて
悠さんの手を握った
もう、離れないようにと・・・
「まったく
悠さんが寝ちゃダメって言ったのに
先に悠さんが寝たんじゃないですか・・・
でも
私はそんな悠さんが大好きですよ?」
と言って私も眠りについた・・・
春らしい風・・・
菜の花のにおいがふわふわと
におう・・・