C a f ' e talk 2





「いや・・・実は100人中2人しかここに残らなかったんだ。」






「は?」





マスター曰く・・・





100人のここに住むひとがいた。

みんな仲が良かった

それは亜美が生まれてくる前で

奈美が小さい頃だった

そのとき

亜美と奈美の父が健一たちの世界へ通じる道をみつけた



彼らはそこの世界へ行きたくなった

そして・・・

残ったのは

奈美と母だった。






「そういうことだ。」





「んじゃあ・・・あっちに行けば・・・マスター・・・一人?」




「そうだな。私はこっちの世界が好きだ。」




「・・・そう。」




< 69 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop