LOVE POP!
「うん。行ってらっしゃい」


「麗奈、何?」


「これ、ほんとなの?」


私は写真を見せられた。
それは勇真君とのあの写真だった。


「えっ…………」


「ねぇ、これって本当?」


どうしようも出来なくて、私は黙って俯いた。


………なんで…なんで麗奈がこの写真を持ってるの……?


「ちょっと、答えてよ!」


どうやら麗奈は勇真君の事が好きらしい。声を荒げて問いただしてくる麗奈が怖かった。


「いいから答えろよ!!」


麗奈の取り巻きも次々に言ってくる。


でも、疑問がありすぎて、言葉が出てこなくて。


「……………う」


「何?」


「それ、全部本当のことだって言ってんの!!」


やっと口を開けたときには、大声でこんなことを叫んでた。










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