LOVE POP!
つい、声を荒げて答えてしまった。


「………怜美のとこの事務所って、恋愛禁止だよね?」


「うん………」


「この写真、雑誌になるよね?
雑誌に載るってことは、あんたクビになるの?」


いきなり周囲がざわめきだした。


「………クビにはならなかった」


「…………えっ?」


「クビにはならなかったの。勇真君と別れたから。
社長に別れたこと言ったら、掟を破ったことに変わりはないからって、クビにはされなかったけど、一ヶ月の謹慎くらった。外出は許可されてたから学校に来たの」


私は今までにあったことを簡潔に話した。


「勇真君も別れるの認めたの………?」


「………勇真君から別れようって言ったの。私が勇真君と別れるくらいならモデル辞めるって言ったら、それはダメだって、別れようって………」


そこで私は泣き出してしまった。










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