LOVE POP!
「……………なんだよそれ……」


ばいばいとか、ふざけんなよ!


そんなことで引かねぇし、俺だって今でも大好きだし。


俺がお前に告られて困るわけねぇだろ。
むしろ嬉しいし。


「なんで………こんな………」


読み終わったあと、なぜか俺は涙を流していた。


「………勇真、大丈夫か……?」


「…………あぁ。ありがとう。はい」


俺はれおんに携帯を返すと、走り出していた。


「おい!?勇真!!?」


れおんが俺を呼んでいたが、俺は振り向きもせず、無我夢中で走っていた。










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