LOVE POP!
「明日?………うん。何にもないよ」


怜美は手帳をパラパラと開いて予定を確認しているようだった。


「じゃあさ………明日、デートしない?」


「えっ?………うん、いいよ!」


よかった。怜美に会える。めっちゃ嬉しい!!!


「やったぁ〜!!あ、でも、いきなり大丈夫か?」


「コンサートであんなことしたんだもん。もう何があっても大丈夫だもんね!」


いたずらっ子みたいな声でいう。


本当、怜美って声とか表情がコロコロ変わって面白い。


「それじゃあ明日、10時に若葉駅で。行き先は一応考えるけど、明日二人で決めないか?」


「うん!明日が楽しみだな♪」










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