LOVE POP!
Chapter.2
勇気
【勇真side】
明日か………。
あの撮影以来、寝ても覚めても彼女のことを思ってしまう。
そんな自分に嫌気が指し、とうとう覚悟を決めた。
………明日、告白する!!
ただ、やっぱりフラれたら………、という思いもあり、なかなか踏み出せない。
―――プルルルルルッ!
「うわっ!なんだ、ビックリさせんなよ………」
いきなりなった携帯。
俺はそれをとり、ディスプレイ表示を見て誰からかかってきたのかを確認する。