LOVE POP!
その日の撮影は気分は最悪だった。


撮影は順調に終わり、あたしは控え室に行った。


「………疲れた…」


怜美は違う撮影でいなくて、あたしは一人。


いつもいる怜美がいないと、ちょっと寂しかった。


コンコンッというノックオンが聞こえて、あたしは扉を開ける。


そこにはれおんがいた。


「……なんですか?」


「ん?お疲れ様って挨拶に。……ってか、態度冷たくない?俺、なんかした?」


「別に……。ただ、貴方の性格が苦手なだけです」


「うおっ!!スッパリ言うね〜」


「嫌なものは嫌ですから」


あたしはどちらかというとサッパリしてる。


だから冷たいって思われがちで、友達が少なかった。


小さいころは勇真しか仲いい子がいなくて、ずっと勇真と遊んでた。










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