LOVE POP!
「おい、待て待て。何で俺が怜美ちゃんのこと好きなの知ってるんだよ?」
『あれ?……言わなかったっけ?あたし、こうゆー勘は鋭いの』
「えっ………。じゃあ、俺の気持ちバレバレってこと?」
『まーね。あんたってわかりやすいから。
それに………
あんたが好きになりそうな子くらいわかるわよ。何年一緒にいたと思ってるの?』
「マジかよ……。そんなに俺、わかりやすい?」
『うん。わかりやすすぎ。でも、怜美にバレてる可能性は低いと思うよ。あの子、かなり鈍いから。
それに、ただ単にあたしの勘が鋭いだけかも知れないし』