LOVE POP!
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「ち、遅刻するぅぅぅぅぅ!!」
POPの撮影が終わり、私は急いで次の撮影スタジオに向かった。
初めは順調だったのに、後になって中々うまくいかなくて、撮影が長引いてしまったんだ。
スタジオまでの道を全力で走る。
だけど、次の撮影場所に着いたとき既に撮影は始まっていた。
―――バンッ!!
「遅れてすいませんでした!!前の撮影が長引いてしまって…。今度から気を付けます」
ドアを思いっきり開けて、私は思いっきり頭を下げた。