初めての恋
数日がたった。
変わらない毎日の中で、確実に変化していた事。
今まで透と麗の間には、友情という関係があった。
でもお互いの気持ちがわかり、毎日手をつなぎながら、行き帰り一緒にいるうちに、もっと相手を知りたくなった。
愛しいという気持ちに自分達が気がつきはじめる。
心も体も未熟ではあるが、愛し合うという形に、気持ちが近づいているのは確かだった。
「麗、俺の家に来る?DVDでも見ない?」
透の部屋へ行くのは、小学生以来の事だった。何だか緊張する。
「変な事しない?」
「変な事~……しちゃうかも…」
「じゃあ行かない!」
「うそうそ。麗が嫌がる事はしないよ」
「じゃあ行く!」
透の家は玄関を開けて、すぐ隣が階段だったので、靴を脱いでそのまま二階へあがった。
透には姉がいたので、友達の出入りに、親はうるさくなかった。
前に遊びに来た部屋とは違っていた。隣の少し広い部屋に代わっていた。
「透のベッドって、セミダブルだよね。一人で寝るのにどうして?」
「シングルって寝返りうつと落ちそうだから、デカイのにしてもらった~」
「寒いから、ストーブの傍に座って」
変わらない毎日の中で、確実に変化していた事。
今まで透と麗の間には、友情という関係があった。
でもお互いの気持ちがわかり、毎日手をつなぎながら、行き帰り一緒にいるうちに、もっと相手を知りたくなった。
愛しいという気持ちに自分達が気がつきはじめる。
心も体も未熟ではあるが、愛し合うという形に、気持ちが近づいているのは確かだった。
「麗、俺の家に来る?DVDでも見ない?」
透の部屋へ行くのは、小学生以来の事だった。何だか緊張する。
「変な事しない?」
「変な事~……しちゃうかも…」
「じゃあ行かない!」
「うそうそ。麗が嫌がる事はしないよ」
「じゃあ行く!」
透の家は玄関を開けて、すぐ隣が階段だったので、靴を脱いでそのまま二階へあがった。
透には姉がいたので、友達の出入りに、親はうるさくなかった。
前に遊びに来た部屋とは違っていた。隣の少し広い部屋に代わっていた。
「透のベッドって、セミダブルだよね。一人で寝るのにどうして?」
「シングルって寝返りうつと落ちそうだから、デカイのにしてもらった~」
「寒いから、ストーブの傍に座って」