初めての恋
はじめての経験
変わらない毎日が続いた。透とは、毎日一緒に学校へ行き、クラスは違うので、学校では別々に過ごしていた。
時々廊下ですれ違うと、お互いに目をあわせて微笑んだ。
ただ少しずつ変わってきていたのは、高校進学に向けて、少しずつピリピリした空気になっていた。
麗は帰り道、透に聞いた。
「ね~透、高校はどうするの?もう決めた?」
「俺は、私立の男子高に行くよ。先輩がそこ行っててさ。前から決めてたんだ」
何だか麗はがっかりした。いつも一緒にいたから、離れるなんて考えもしなかった。
「麗は決めたのか?」
「うん~まだ…」
「そっかぁ~お互い頑張ろうな」
麗は急に寂しい気持ちになった。つないでいた手を麗は強く握りしめた。
「どうした?麗…」
「何でもない…」
「そうだ麗、来週のテスト勉強一緒にしようか。今日うちに来いよ」
「うん!行く行く」
残り少ない学校生活、少しでも透の傍にいたかった。
時々廊下ですれ違うと、お互いに目をあわせて微笑んだ。
ただ少しずつ変わってきていたのは、高校進学に向けて、少しずつピリピリした空気になっていた。
麗は帰り道、透に聞いた。
「ね~透、高校はどうするの?もう決めた?」
「俺は、私立の男子高に行くよ。先輩がそこ行っててさ。前から決めてたんだ」
何だか麗はがっかりした。いつも一緒にいたから、離れるなんて考えもしなかった。
「麗は決めたのか?」
「うん~まだ…」
「そっかぁ~お互い頑張ろうな」
麗は急に寂しい気持ちになった。つないでいた手を麗は強く握りしめた。
「どうした?麗…」
「何でもない…」
「そうだ麗、来週のテスト勉強一緒にしようか。今日うちに来いよ」
「うん!行く行く」
残り少ない学校生活、少しでも透の傍にいたかった。