勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】
**第一章**
嵐が来た
ー翌朝ー
チチチッ。
小鳥が鳴いている。
カーテンの隙間から差し込む光で起きた。
隣にはすやすやと寝息を立てながら寝ている希夢。
床に散らかっている洋服を拾って、ケータイを取り出した。
「何…コレ…」
< 1 / 349 >
メニュー
嵐が来た