勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「俺が愛花のコト好きになって…それが逆に愛花を苦しめたんです…今日も学校に来れないほど苦しんで…昨日偶然学校に親と来てて…今まで見たこたないほど辛そうな顔してて…」


「…」


「愛花は親には逆らわない大人しい子なんです。」


「だろうな…あの大和撫子ちゃんは…」
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