勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「先輩…まじめに聞いてくださいよ…」


「悪りぃ。」


「婚約した後も愛花は俺が居るからって親に反発したんです。」


「で、お前さえ居なくなれば高居があのキオル家と悔い無く嫁げて、企業復活!になると思ったのか?」


「…はい…」
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