勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「なんだ、五十嵐か。」


「なんだってなんだよ。」


「いや…俺の花嫁を横取りしようとする野蛮人がいるらしいからな…」


「なっ…!」


「残念だったな、五十嵐君。お前の力は神門グループには及ばないってことだ。安心しろ。お前を招待したのはお前に俺の幸せも見せつけるためじゃない。」
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