勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


ドンドンドン!


「絆奈さん!絆奈さん!」


伯母様がドアを叩いた。


「あ、愛花?」


「ツー…ツー…ツー…」


既に電話は切られていた。


「絆奈さん!」

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