勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「は、はい、分かりましたー。」


亜蓮を押し離して、髪の毛を整えた。


「あぁ~、もう…髪の毛ぐちゃぐちゃじゃん…」


「絆奈。」


「は、はぃ!」


「続き後でな。」


「う、うん…」
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