勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「…」


五十嵐先輩はゆっくり目を閉じて顔を傾けながら近づけて来た。


あたしもゆっくり目を閉じて…


唇を重ねた。


五十嵐先輩のキスは…


心が温まって…
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