勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「一緒に来たんだけど…なんかいなくなちゃって…」


「そっか…」


階段の方を見ると、ちょうど亜蓮が降りて来た。


チャンスは今しかない。


「じゃあ、あたし…亜蓮と話してくる。」


「うん、頑張って。」
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