勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


愛しい人がベッドに横たわっていた。


静かに寝息をたてていて、子供のような寝顔をしていた。


あたしはあの後、救急車で運ばれて…


それから…


そうだ、亜蓮…
< 301 / 349 >

この作品をシェア

pagetop