勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


亜蓮はふっと笑うと、あたしの方を見た。


「亜蓮…あんたの仕業ねっ!?」


「は…?」


「企業を動かしたのはあんたね!?」


「…」


「何とか言いなさいよ…!」


「絆奈さん、それはどういう事…?」
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